日常のコーヒーをより美味しく味わうための事柄のひとつとして、豆から挽くと良いとよく聞きます。それはその通りですが、ドリッパーやフィルターなどは100均で安価で揃うのに対して、ミルはピンキリではありますが一般的には高価です。多くの方が購入に躊躇するのではないでしょうか。豆から挽くのはコーヒーライフを一段高めてくれます。
この記事を読んでいただくとできるだけお安く、自分の性格やコーヒーライフスタイルに合わせたミルを選ぶことができます。
答えは簡単!あなたが何を「面倒」だと感じるか
あなたが電動ミルか手挽きミルのどちらを選ぶべきかは下記のうちどちらを面倒くさいと思うか、それ次第です。
A.毎回毎回、忙しいのに豆を挽くする30秒程度が面倒だ
B.ミルの調整や定期的にメンテナンスをする作業が面倒だ
さて、あなたはどちらをでしょうか?
Aのあなたは、電動ミル
Aの毎日の時間が惜しいあなたは電動ミルがおすすめです。忙しい朝の30秒は貴重ですから。こちらの理由、わかります。
電動ミルを選べば、ミルのホッパーと呼ばれる豆受けに豆を入れてスイッチを押すだけ。一杯分あれば数秒で挽き終わります。手挽きミルのデメリットは自分の手を使い数十秒の時間が掛かることです。割と疲れます。
しかし、電動ミルはどうしても値が張りがちです。ある程度の性能を担保するなら1万円弱からになります。ただ、豆を挽いて淹れる一杯は最高です。
COhere’s COffee店主がオススメするコスパ抜群電動ミルはこちら↓
Bellelife(ベルライフ)の電動コーヒーミルです。
コーヒー界隈では無名ですがクーポンで一万円を切る価格で購入でき、エスプレッソができる極細挽きに対応しています。COhere’s COffeeが所有するDifluid omniでの粒度分布測定(粉の均一性)でも悪くない数値を出してくれます。
商品の細かい紹介は別途記事を書きたいなと思います。後述する電動ミルのデメリットも抑えられますし、1万円以内ならこれ一択です。
Bのあなたは、手挽きミル
Bのあなたは機械や道具の扱いが面倒だったり、苦手だったりするでしょう。そういう方は手挽きミルの方がオススメです。電動ミルは文字通り電動で機械です。調整や分解して細かい清掃を定期的にしなければなりません。分解したものは正しく戻してきちんと機能させないといけませんから手間と時間が掛かります。手挽きミルももちろん清掃はするべきですが電動ミルより簡単にパーツを外せますし、簡単に戻せます。
手挽きミル選びで注意すべきなのは安価すぎるものを選ぶと一回一回挽くのが大変で時間が掛かってしまいます。いつか辛く感じて使うのを止めてしまうでしょう。ある程度手早く挽けるミルは大体5千円くらいからになります。
COhere’s COffee店主がオススメする手挽きミルはこちら↓
KINGrinder K0です。お安い時は6千円くらいで買えると思います。エスプレッソ非対応ですが粒度分布も問題なくある程度手早く挽くことができます。パーツの分解、戻しもしやすく3分程度で清掃できます。本当に気が向いた時にちゃちゃっとメンテナンスしてあげてください。
KINGrinderシリーズはどれも好評ですのでオススメです。今回は私が使ったことのあるK0をご案内しました。
ちなみに100均でも手挽きミルが売っていますがオススメできません。疲れて嫌になってしまうと思います。3千円くらいまでのミルは恐らく同じようなクオリティで挽くのに時間が掛かってしまうと思います。
あなたに合った道具を選んでくださいね
せっかく購入するなら、あなたに合ったミルを選びましょう。電動が良いか手挽きが良いか、あなたはどちらでしたか?それぞれにメリット、デメリットがあります。ミルの世界はピンキリで上を見れば5万円もするようなものもあります。ただ、私はコーヒーを楽しむ取っ掛かりとしてある程度のクオリティは維持しつつなるべく安価に道具が揃えば良いなと思っています。コーヒーを楽しむ人が増えれば日本のコーヒー業界にとってプラスになりますから。